バラック・オバマ(第44代アメリカ大統領)
バラック・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr. 1961年8月4日生まれ )はアメリカ合衆国の政治家。現在イリノイ州選出のアメリカ合衆国上院議員(民主党)である。現在、唯一のアフリカ系アメリカ人の上院議員であり、選挙により選ばれたアメリカ史上3人目のアフリカ系上院議員である。
オバマ/大統領候補
ニューハンプシャーで遊説を行うオバマ2004年以降、2008年アメリカ合衆国大統領選挙の候補として推す声が地元の上院議員や新聞などを中心に高まっていった。本人は当初出馬を否定していたが、2006年10月、NBCテレビのインタビューに出馬を検討すると発言。翌2007年1月、大統領選出馬へ向けた準備委員会設立届を連邦選挙委員会に提出、事実上の出馬表明となった。そして2007年2月、イリノイ州スプリングフィールドにて正式な立候補宣言を行った。有権者に対し、建国当初のフロンティア精神へ回帰することを呼びかけ支持を集めている。
出馬の演説で彼は「ここ6年間の政府決定や放置されてきた諸問題は、われわれの国を不安定な状態にしている」と述べ、医療保険制度や年金制度、大学授業料、石油への依存度を、取り組みが必要な問題として挙げた。グローバル資本主義に懐疑的であり、大量の失業者を生んだ新自由主義経済政策のNAFTAに反対し国内労働者の保護を訴えるなど、ヒラリー・クリントンよりもリベラルな政治姿勢で知られている。
外交政策に関しては一貫してイラク戦争に反対しているが、一方で治安が悪化しているアフガニスタンやパキスタンなどにアメリカ軍の派遣を「増派すべき」と最近になって主張し始め、左派だけ無く保守派への浸透も図っている。また、「私が大統領に選出されれば国際的な核兵器禁止を目指す」とも発言しており、「ロシアと協力し、双方の弾道ミサイルを一触即発の状況から取り去る方針だ。まずは、兵器製造に転用可能な核分裂性物質の生産を世界的に禁止することから始める。そして、米ロ間の中距離ミサイル禁止を国際的に拡大することを目指す」と具体的な内容にも言及している。
オバマが大統領に就任すると、建国以来初めてのアフリカ系アメリカ人(アフリカ系と白人との混血)の大統領となる。共和党のジョン・マケイン、上院議員ヒラリー・クリントンと並んで大統領選を競っている。
